資生堂アーティストが語るコレクション–NY編

資生堂ヘアメイクアップアーティストが2017-18秋冬NYコレクションでヘア&メイクを協力したコレクションについて語ります。
シアタープロダクツ THEATRE PRODUCTS

〈メイク チーフ:伊藤礼子〉
『旅』をテーマに、赤い扉で作り上げられた空間でのプレゼンテーション。メーキャップはシアーマットな肌に、マットな赤リップをポイントにおめかし&リラックス感を表現。目もとは、ブラウンのクリームアイカラーを軽やかにつけてからリップトリートメントを重ね、グローな輝きを出す。口もとは、マットな赤リップをやや大きめにくっきりと描いてから、綿棒で輪郭をぼかすことでリラックスしたムードに見せる。

〈ヘア チーフ:原田忠〉
フロントを立ち上げたくせ毛風のウェーブスタイル。フィンガーブローで根元を立ち上げ、アイロンで緩やかなニュアンスウェーブをつける。左サイドは編み込んで耳後ろでとめて、ヘアアクセサリーをつける。

解説:新城輝昌
ジョーズィー ナトリ Josie Natori

〈メイク チーフ:石田美紀〉

ナチュラル&イルミネートがテーマのメーキャプ。ポイントは、目もとにランダムに配した金箔。肌は気になる部分を丁寧にカバーしながら、ツヤのある仕上がりに。眉は、毛流れを整え足りない部分を描き足す。目もとはマスカラを上下まつ毛に塗布し、上まぶたの際とアイホールの内側に沿って大小様々な大きさの金箔を貼る。ローズピンク系のチークをほお骨に沿ってぼかし、肌のグロスを重ねてつややかに仕上げる。口もとは軽く赤みをおさえてからベージュ系のリップを塗る。

〈ヘア チーフ:石塚由香〉
タイトでクリーンなネープシニヨン。ストレートにブロー後、左パートで深めにわけとり、もみあげを残してネープで一束に結ぶ。テールにネットをしシニヨンにまとめて、シンプルでクリーンなネープシニヨンに仕上げる。

解説:石田美紀、石塚由香
グラウンド ゼロ Ground Zero

〈メイク チーフ:岡元美也子〉
80年代ディスコミュージックが流れる演出で行われたプレゼンテーション。チャイニーズオペラのイメージをアレンジし、高めの位置に描いたカラーアイブローがポイントのメーキャップ。肌はごく少量のファンデーションで気になるところのみカバーし、素肌感を生かした仕上りに。眉は眉つぶしやコンシーラーで消した後、モデルによって色を変えた手書き風のラインを眉毛の上に水平に描く。口もとはリップクリームで保湿し、全体として眉以外はあえて何もしていないかのような印象に仕上げる。

〈ヘア チーフ:石塚由香〉
チャイニーズオペラに登場する襟足の長い子役のイメージをアレンジしたヘア。センターパートにしジェルで固めながらかつら下地をつくる。あえてぶつ切り感を残したショートバングの半かつらをピンで留める。ヘアアイロンで丸みをつけ、もみあげ、ネープを残してストレートアイロンで仕上げる。

解説:石田美紀 石塚由香
ソン ジュン ウォン Son Jung Wan

〈メイク チーフ:岡元美也子〉
80年代からインスパイアされたパワフルなコレクション。メーキャップは、パープルとターコイズのバイカラーで仕上げたはね上げラインがポイントのトライバルなムード。カラーラインはパープルを目頭から目尻まで太めに描いたあと、ターコイズで目頭を囲み、さらに目尻も大胆かつシャープにはね上げる。丁寧に作りあげたマット肌にはシェーディングで立体感を演出し、遊び心がありながらも上質な印象に。口もとは、軽く赤みをおさえてからマットなベージュカラーで仕上げることで目もとを際立てる。

解説:伊藤礼子