トレンド
2017.07.29

【AW17−18 トレンド】地味が新鮮、英国風チェック

ここ数シーズン、カラフルな配色や装飾的なディテールなど華美なトレンドが続いていたので、その反動で、地味で落ち着いた印象の柄に注目が集まっています。中でもこの秋冬、絶対に外せないのは伝統的な英国風チェック。千鳥格子やグレンチェック、タッターソールチェックなど、正当派な印象の反面、どこか野暮ったいイメージが実はとても新鮮。今季の新作であれば、柄は地味でも、ディテールやシルエットにひねりが効いています。手持ちを活用するときは、小物使いで遊んだり、ビビッドなカラーを合わせてコーディネートにメリハリをつけて。
Stella McCartney(左)
地味で無難なチェック柄のコートドレスは、よくよく見るとラペルが二重になった個性的なデザイン。今シーズンらしい“ひねり”が利いたスタイル。

Michael Kors Collection(右)
一見無難なチェックのスーツは、スカートに入った大胆なスリットがポイント。マフラーをぐるっと無造作に巻いてアクセントを効かせて。
Mulberry(左)
単体では地味なチェックも色味の対照的な柄違いを重ねると、インパクトのあるコーディネートに。

Toga(右)
ビーズがこぼれ落ちるように縫い付けられた胸のアクセントや、ウエストのカットアウトなどドラマティックなディテールと、地味チェックのコントラストが絶妙。
Gucci(左)
ヴィンテージライクなジャケットに、大判の花柄ロングスカートを合わせたミックス&マッチなコーディネート。

Each + Other(右)
青や緑、オレンジなど原色の組み合わせがしっかりまとまるのも、チェックがコーディネートを引き締めているからこそ。
呉佳子(ご よしこ)/資生堂ファッションディレクター
2012年㈱資生堂入社後、現職に就任。ファッショントレンド研究およびトレンド予測を担当する。国内外の最新トレンドの分析により、その背景にある時代の流れを的確にとらえ、マーケットのトレンド動向、流行カラー、消費者ライフスタイルなど、分かりやすく解説する。